
甲状腺腫瘍
甲状腺腫瘍
甲状腺腫は、甲状腺が腫大化している状態のことを指し甲状腺腫瘍を含みます。
甲状腺にできるいわゆる「しこり」のことを指します。腫瘍には、良性と悪性のものがあり多くは良性のものですが、まれに悪性の可能性があるため疑いがある方は精査が必要となります。
自覚症状がない場合も多く気付かないうちに存在していることがありますが、健康診断や触診で偶然発見されることも少なくありません。
甲状腺腫瘍の初期にはほとんど症状がみられませんが、腫大化してくることで以下のような症状で気づかれることがあります:
■ 良性の結節
上記のものは主に経過観察となることが多いですが、腫瘍の腫大化、飲み込みにくさや違和感などが継続する際には細胞診をはじめ詳しい検査や手術療法も検討されます。
■ 悪性の腫瘍(甲状腺がん)
主に超音波検査(エコー)を行い甲状腺腫(甲状腺の形の病気がないか)の有無を確認します。また、血液検査(働きの病気がないか)を行います。
極めて小さい腫瘍に関しては、一般的に経過観察となり期間を空けて腫瘍が腫大化していないかをエコーで確認します。
一方、腫瘍が大きく症状がある場合や悪性腫瘍が疑われる場合には、精査のため穿刺吸引細胞診検査を行える専門医療機関へご紹介いたします。
当院では主に甲状腺腫瘍が1cmを超える際には精査を推奨しています。
甲状腺の腫瘍は、早期に見つけておくことで安心できるケースが多くあります。気になる「しこり」や、のどの違和感などがある方は、お気軽にご相談ください。
当院では、超音波検査と血液検査を組み合わせて、甲状腺の状態を丁寧に確認します。
甲状腺に関しては、当院公式インスタグラムにリール投稿していますのでよろしければ閲覧ください。
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